老人ホーム 美容師

美容師とは

主に美容室において、カット、カラー、セット、シャンプーブロー、パーマなどでヘアスタイルをつくり上げる仕事です。
まずは見習いとして営業内の掃除やスタイリストのヘ手伝い、買い出しなどの雑務をメインに働きます。
何年か働いた上で練習をつみ、社内テストと呼ばれる全てのメニューのテストに合格するとスタイリストに昇格します。
その後は顧客を増やしながら売上に貢献し、店長などの管理職を目指していきます。
仕事量と責任は増えていくので、出世すればよりハードな日々を送ることになります。
活躍の場は様々で美容室以外にも結婚式場やテレビ局、雑誌の撮影やファッションショーなどがあります。
いずれの職場でも技術レベルだけに目を向けるのではなく、「接客・マナー」などの人間性を向上させる努力が必要といえるでしょう。

福祉美容師の仕事

介護が必要な方や、障害をお持ちのお客様の自宅や病院、施設へ伺い美容業を行うことを指します。
この仕事をするには、NPO厚生労働省認定の協会が発行している認定福祉美容介護士の資格が必要です。
試験は必要ありませんが、協会によるスクーリングや通信教育での出席などが審査の材料になります。
更に受講資格として美容師免許取得者などとなっていますので、美容学校を卒業したか、美容師として既に働いているかが条件になります。
まずは自分の今後の働き方によって資格を所有するのか、それとも資格保持者のもと指導を受けながら働くほうがいいのか充分に体験・検討した方がいいです。

<ｈ3>求められるもの

現在高齢化が加速しています。
高齢者と呼ばれるのは65歳以上ですが、2030年には全体の28パーセントを超えると予想されています。
また震災などでは全国の福祉美容師の方が活躍するなど、需要は広がっています。
具体的な社会貢献につながる福祉美容師は、人気も上がっていくと思われます。